突然の離婚宣言を受け、妻との関係修復に向けて歩み始めた事例
【50代・夫側からのご相談】
30年近く連れ添った奥様から、子どもが独立した直後に「離婚したい」と切り出された、とのご相談を受けました。
これまで夫婦仲は良好だと思っていたため、まさかの申し出に大きな衝撃を受け、どうしていいか分からなくなったとお話しされていました。
ご相談者様は長年、仕事に全力を注いでこられ、「家族のためには稼ぐことが一番」と信じて働き続けてきました。 育児や家事はすべて奥様に任せており、「お金は自由に使っていい」と伝えていたこともあり、奥様に不満があるとはまったく気づいていなかったそうです。
カウンセリングを通して振り返る中で、奥様が結婚生活の中で自分の気持ちを抑え続けてきた可能性に気づかれました。
我慢強く、あまり本音を言わない奥様だからこそ、見えていなかった思いがあったのだと受け止められました。
現在は、まず奥様に対して誠意を込めて謝罪をし、関係の再構築に向けて小さな行動から見直していらっしゃいます。
カウンセリングでのアドバイスをもとに接し方を変えたことで、奥様の表情や反応にも少しずつ変化が見られるようになったそうです。
「これからは、妻の気持ちに寄り添える夫になりたい」という想いを胸に、焦らず丁寧に関係修復に取り組んでおられます。
